
富山県に昔あった遊園地、大川寺遊園は戦前のスキー場、公園として整備された上滝公園から発展した遊園地である。1921年(大正10年)の富山県営鉄道の開通が契機になって上新川郡大山町(現・富山市)常願寺川河岸の観光開発が始まり、1930年代にはスキー場や広場などが整備されていった。第二次世界大戦中は荒廃したが、終戦後に復旧が進んだ。
1958年(昭和33年)、第13回国民体育大会の会場となることを契機に、 上滝公園を遊園地として整備する事業が始まり、同年 「大川寺公園」 として遊園地が開設され、開園当初は日本海側でも有数の規模を誇った。その後 1961年(昭和36年) に富山地方鉄道と大山町が出資する「大川寺遊園株式会社」が設立され、観覧車やジェットコースターなど遊具の増設が進んだ。しかし、レジャーの多様化や大型施設の出現などにより来訪者が減少し、1997年(平成9年)3月31日 をもって 閉園 。
