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提供 / 内灘町民族資料館「風と砂の館」

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大山すべり

頂上は飛行塔と呼ばれていて、そこから麻袋を敷いて70mほど一気に滑り降りる。(35間=約63m)

当時大山滑りは神奈川・川崎の鶴見花月園などで人気を博し、多くの遊園施設で作られた。飛行塔も当時人気のあった遊具で、塔に吊られた飛行機に乗ってその飛行機が回転しながら浮き上がる機構であった。

粟崎のものは飛行塔と合体したデザインだったようであるが、写真からすると飛行塔に人の乗れる飛行機はぶら下がっておらず、展望台のようなものだったのではないだろうか。